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愛しの茉莉亜

第2章 再会

あれからどの位経ったのだろうか、すっかり眠りに落ちていた時携帯が鳴った。


僕は慌てて携帯を取った。


「優ちゃん?寝てた?茉莉亜だよ」


「あっ、うん。でも大丈夫だよ」


「今仕事終わったの。会える?」


「今から?」


何時だか分からないがまだ外は暗かった。


「ダメだよね。分かった。また今度ね」


茉莉亜がそう言うと、僕は慌てて答えた。


「会える。今から会えるよ。どこに行けばいい?」


「店の側の公園にいる」


「分かった!今すぐ行く」


僕は急いで着替えて家を出た。



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