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「どうして、俺のところに来なかった？」


「優ちゃん、帰ってくるなって言ったよ」


「だけど、こんなに大事な事…」


「茉莉亜は優ちゃんの事、本当に好きだった。
でも、信用してもらえてなかった事が悲しかった。

だから、帰れなかった」


返す言葉がなかった。


いっそ、気になってる事は全部聞こうと思って、さらに聞いた。


「アイツは？」


「病院に着いた時にはもう…」


間に合わなかったんだ。