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愛しの茉莉亜

第8章 穏やかな日々

二人で茉莉亜の作った料理を食べる。


「今夜はクリスマスディナーっぽいの頑張ったんだ」


照れくさそうな顔で言いながら、パクパクと食べる。


「うん、凄く美味しいよ!」


僕もパクパクと食べた。


デザートにケーキを切った。


「うふふ、こんなに食べたら太っちゃうね」


「今日は特別だろ」


「うん!」


茉莉亜がクリームを口に付けながら食べていた。


「付いてる」


「えっ何処?」


慌てた茉莉亜が可愛くて、僕は口でそのクリームを拭った。


赤く染まった茉莉亜の頬を見て、そのまま口付けた。


そっと唇を離すと、茉莉亜の瞳に僕が映っていた。


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