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愛しの茉莉亜

第2章 再会

僕は茉莉亜に会いたくて、店に週に二度は通った。


その為、講義のない時はバイトばかりしていた。


写真部のサークルに入っていたが、殆ど顔を出さずにいた。

店で茉莉亜が他の客につく事があっても、僕は茉莉亜の秘密を知っているようで、ちょっと優越感に浸っていた。


その日はやけに混んでいて、茉莉亜と殆どゆっくりできていなかった。


僕はあきらめて一杯だけ飲んで店を出る事にした。


「茉莉亜、また来るよ」


僕は茉莉亜に一言告げて、店を出た。



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