熱血指導、実行中
第3章 手取り足取り
信二「社長から聞いたよ、少しずつだけ
どオーディション受かるようになったん
だって?」
直人「…おかげさまで」
信二「でもまだどれも小さい役ばかり…
上を目指すにはまだまだレッスンが必要
だよな」
直人「なっ…何だよ…」
信二「抵抗するなよ」
直人「!?」
笑顔で近づき
突然抱きしめられた直人
抵抗するなと言われたが突然そんな事さ
れて
抵抗しないわけがなく
必死に抵抗する直人だったが…
直人「何すんだよ!?離せ…って…」
信二「俳優には忍耐力も必要」
直人「は?」
信二「共演する女優がみんないい奴とは
限らないし最低な女だっている、だけど
無名の間は文句も言えないし指名なんて
出来ないから我慢するしかない」
直人「…確かに」
信二「こんな事されても…」
直人「うっ」
信二「何も言えない」