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熱血指導、実行中

第6章 幸せな時間



直人「なっ…何でお前がいるんだよ!?
まさかまた邪魔しに…」

信二「バカ、俺はそんなに暇じゃないよ
台本よく見ろ」

直人「台本?台本…」


今朝方
もらったばかりのドラマの台本
時間がなくまだ自分の台詞しか目を通し
ていなかったが配役の欄には生徒役で
信二の名前がちゃんと
書かれていた


直人「何だよこれっ!!」

信二「原作者側からのオファーらしくて
断れなかったんだよ」

直人「だからって何でお前が…」

信二「ほらっ、みんな待ってるから早く
行くぞ」

直人「…おう」


ドラマに信二が出る事
しかも自分より出番もいつきとの共演も
多い役だなんて
悔しくてたまらなかったが
原作者側からのオファーなら仕方ないと
気持ちを切り替え出演者の待つ
控え室に向かった


直人「失礼します」

信二「…」

俳優「…」

女優「…」


控え室に入ると
ドラマに出演する有名俳優や女優などが
キャスト人が集まるのを今か今かと
待っていた


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