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熱血指導、実行中

第7章 怪我の功名



直人「掴めない」

信二「仕方ないな、ほらっ」

直人「なっバカッ!!そんな恥ずかしい
食べ方、出来るわけないだろう」

信二「誰も見てないから別に平気だろう
ほらっ、美味しいぞ?」

直人「うぅ…」


信二の差し入れ
業界では有名な牛肉弁当
だけどスプーンもフォークも満足に使え
ない直人
そんな直人に信二は
自分が食べさせてあげると申し出た

だけど
誰も見てないとはいえ
そんな恥ずかしい事出来るわけない
だけど夕食も満足に食べられず腹ぺこだ
った直人
目の前には美味しそうなお弁当
もう限界だった…


信二「ほらっ、あ~ん」

直人「…あ~」

信二「美味しいだろう?」

直人「…うんっ」

信二「白石が直人にもって言ってくれた
んだ、彼女若いのに気が利く」

直人「…」

信二「直人?」


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