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女々しくて 女々しくて

第9章 青春時代のお話


私が中学生時代はプレリュード・マークⅡ・クラウン・シーマなどが流行っている時代でした。

私が14歳

彼が18歳

彼はマークⅡに乗っていました。

14歳の頃の私は家を抜け出してはお友達と徘徊していました。

処女だったので早く捨てたいなんて思ってた若きあの頃。。

14歳のあたしには車持ちの彼って自慢で。。。

しかし彼はそれ以上に真面目で手をつないで公園1周とかチューだけとか、今思えば我慢してたのかなと思います。

当時、私には11歳年下の妹がいたので妹の世話をしなくてはなりません。

なので彼をかまってる暇がなく、別れを告げました。

何回か電話がありましたが、おかぁさんに夜徘徊がバレるとまずいので、慌てて電話に出て話すと彼で、ちょっと迷惑なの・・親うるさいし。。。と言いました。

当時はポケベルも携帯もないので常に家電です。

あるとき学校から帰宅すると留守電が入ってました。

昔の留守電はちっちゃいカセットテープに録音するタイプで、
それに両面 泣きながら別れたくない理由が永遠に彼から入っていて、正直 怖かったです。

内容は昔のことなので覚えていませんが、友達に聴かせるとやばっ
絶対刺されるよと言われ、夜の徘徊をやめました。

私を更生させてくれたのは彼です。




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