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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第15章 先輩がやってきた

「日高っ離せっ」

風呂から上がってまた俺は先輩を抱きしめながら歩いている

「先輩っ暴れないでくださっい!」


「気持ちっ悪いんだよっ!離せっ」


抱きしめた俺の手を力いっぱい掴む先輩

「ほらっしっかり歩いてっ」


「自分でっ歩くから離せって」


誰が離すもんかっ



ベッドが見えてきた

「やだっもう無理だからっやめろって怖いっから」


怖い?怖いってなんだよ



これからまた、いっぱいいっぱい愛し合うんだろ?先輩

バフッ♪

腕を離すと先輩がベッドにうつ伏せに倒れ込んだ

「先輩‥」


振り向いたら日高が怖い獣の顔をしている

近づくなっ怖いんだよっ


教授や門崎の獣の時の顔が思い浮かんでくる


玩具扱いされた日々



嫌だっ





チュッ

「‥‥‥‥え?」

先輩を背後から抱こうとしたけどやめた。

俺はベッドサイドに座り先輩にキスをした

「先輩怖がってるから」

寂しそうな笑顔を見せる日高


コイツは俺の嫌がる事はしない‥



コイツは俺の嫌がる事は絶対しないんだ‥‥



「先輩‥?」


先輩から腕が伸びてきて



俺の腰を抱きしめながら太ももに顔を置いた



「大切に‥扱え」



「‥‥‥え?」



「だからっ大切に扱えつってんだろ?」



ちゃんとした意味を先輩から聞きたくなる


「それって‥」



太ももから俺を睨みつけ


「大切に抱けっつってんの!!それぐらいわかれよっ」


ハッ!俺って‥


そっと先輩の顔に手を添えて




ゆっくり先輩の顔が 近づいてきて



「先輩‥」



チュッ


「んぅ‥っ‥はぁ‥んぅ‥」


また深いキスをする


先輩をベッドに寝かし


胸の小さな突起物を甘く噛んであげた



「あっんぅ痛いっやめろっんぅああっんっ」
指で転がしながら

「大切にするから‥ね?」


そんな事言うなよっ‥

「日高っああっんっ」

「先輩気持ちいい?」

かわいい声で日高日高って呼ぶ先輩


「ああっんっんっはぁああっんっ日高っ」


「先輩‥好き‥好き好き好き!」

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