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恋愛short story

第3章 ※ 消毒


伶に抱かれてる…

やっぱり、別れたくない…

別れるなんてイヤ。







伶は横腰に手を回し

腰を何度も打ちつける。

肌と肌がぶつかり合う音と

伶の熱で私の身体も火照っていく。






「あっ、ハァ…んっ」







「そんなとこ掴むな…ハァ、ハァ…」






くぐもった声で

シーツを握り締める

私の手を取り伶は

肩へと回した。

されるがままの手は

下腹部に打ち付けられる波に

同調するかのようにしがみついた。





もっと…

傍にいて

温もりを肌で感じていたいの

伶と繋がっていたい。





ゆっくりと脳内が

溶け出して真っ白になっていく。







「あんっ…あっ、ダメェ…イッちゃぅー!」







「…っ、イキたきゃ…イけよ!ほらっ…」








ゴツゴツと奥へ奥へと

自身を突き上げられると

キュウっと下腹部に刺激が走り

伶に更に強くしがみついた。





「あっ、っんんーー!!」






「うっ…くっ。」






同時にビクビクと

伶の自身が痙攣すると

ナカには熱いモノが

放たれた感触がした。

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