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運命の誘惑

第7章 【声】になる

「悪ぃー悪ぃー。だって、“へ!?”って‥クククッ‥」



悪いと言いながら口元を手で覆って笑いを堪える岡田。



…‥殴っていいですか?



キッと、岡田を睨みつけると




「冗談だって。」



そう言って




「もう、すっかり泣き止んだな」




目を細めてふわりと笑った。



その笑顔が何故か分からないけど恭の笑顔にすこーしだけ似てて、





トクン――‥





胸が高鳴る。






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