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運命の誘惑

第10章 曇り空  汐生side

―――朝9時頃。



ヴーヴーヴー



枕横にあった携帯が震えて。



もしかして元か?



なんて予想しつつ携帯を開く。

すると、予想は的中。
送信者は元だった。


何だろう。


寺島が煙草吸ったとかそういう報告か?


軽い気持ちでメールを開く。





【汐生、今日曇りだからさぁ…・。

愛結

泣いてるかもしんねぇ‥】





――――はっ?









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