テキストサイズ

運命の誘惑

第11章 岡田マンの攻撃

相変わらず“遠慮”の意味も“頑張る”の意味も良く分からない私の頭を
軽くポンと岡田は叩いて




「ほら、行くぞ?」




ふわりと優しく微笑む顔と声が一瞬




恭・・‥?




恭に見えてドキッと鼓動が脈打つ。





‥最近、ヤバイな‥‥。




前までは声だけが似てると思ったのに最近はたまーに顔まで似てるように思えてくる時がある。



思わずジッと岡田の顔を見る。




「な、何?」


「‥‥ううん。別に。」



こうして見るとあんまり似てないのに。


声って‥不思議だな。



「じゃぁ、ほら、いこ?」

「へ~い」




私と岡田は学校内へと足を向けた。







ストーリーメニュー

TOPTOPへ