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運命の誘惑

第11章 岡田マンの攻撃

チラッとシャーペンの持ち主に視線を投げる。


岡田はこっちを見ながらニンマリ笑顔。



【数学好きなの?】



岡田の落書きの下に私も落書き。



【うん。わりと数学は好き】


へぇ~‥‥。

だから真面目にノート取ってんだねぇ。
世の中から数学なんて無くなってしまえと思ってる私とは大きな違いだな。



【寺島は嫌いなの?】


【大っ嫌い!!!】



書き終えた瞬間、隣りでプッ!と吹き出す岡田は



「んー?岡田どうかしたかぁ~?」


「あ、いえ!何でもないです!」



コデブに注意された。




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