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運命の誘惑

第11章 岡田マンの攻撃

それ見て思わずプッ!と吹いた私も



「て~ら~し~まぁ~!!」


「‥‥はぁい」



コデブに怒られて、元ちゃんと好美からはニヤニヤした視線を投げられた。




‥・チッ。




【あんたのせいで怒られたじゃん!】



【数学嫌いな寺島が悪い!】



【だって嫌いだし。つまらんし。大嫌いだし。】



【そんな嫌いなんだ?】



【うん。大嫌い。】



書き終えてシャーペンを置いて。

両手を後頭部で組んで「ん~っ」と背筋を伸ばした時、




ガタッ!




急に岡田が立ち上がった。






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