無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

伸びながら


何してんだ？こいつ。


的な視線を岡田に送る私の後ろに岡田は立って



ガシッ！




は‥？




「先生ぇ～寺島が頭が痛いって言うから医務室連れてってきまぁ～す！」



両腕を掴まれグイッと強制的に椅子から立たされて



「はっ！？」



突然の事に思考回路停止な私の耳元で



「つまらない時間から抜け出そう？」



ニヤリと笑う岡田の囁き声がまるで今の私には天使の囁きに聴こえて。




「寺島、頭痛いのかぁ～？」




コデブの言葉に小さくコクンと頷くと、岡田は満足そうに微笑んで




「じゃっ、行ってきまぁす」




つまらない時間から私を連れだした。