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運命の誘惑

第12章 まさかの・・・

「自分が数学好きだからって私が嫌いなのが気に食わないパターン!?」


「はっ!?」



そんな事でムスッとした顔されてたら堪ったもんじゃないんですけどー。

あんたが嫌いな教科が私は好きな教科だった時は相当ムスッとしてやるかんな!?


なんて意気込む私を見て岡田は呆れたと言わんばかりに肩を竦めて頭を左右にふるふると振る。



「な、何よ」



何で岡田に呆れられるのか意味が分からないんですけど。




「ハァ~‥・。お前、バカ?」


「はっ!?」


「マジでバカなんじゃねーの?」




はぁあああ??!

あったま来た!!




「何でバカって言われなきゃなんないのよっ!!」


「だってバカだろうが。

何で数学嫌いだからって俺が怒んの?普通に考えて有り得ねぇーだろうが!

俺がイジけてるのはそんな事じゃないし。」





へ?


イ‥イジケてる‥??

怒ってるとかじゃなくて??




岡田の言葉にキョトン。











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