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運命の誘惑

第12章 まさかの・・・

―――――は?



岡田はまだ何故かムスッとしてるのか何か気に入らないのか口を尖らしたままそっぽ向いてて。



そんな岡田を思わず凝視。



岡田は“分かった?”って聞いて来たけれども‥‥。


更に分からないんですけどー‥。



何で“嫌い”が岡田の事になんの?

そもそもあの流れ、完全数学の事でしょ。




それに




「何で私の“嫌い”の文字を見たくなかったわけ?」




そんな好きな数学を放棄してまで見たくないってどんだけ??


“嫌い”に何か嫌な思い出でもあんの??


って、“嫌い”て言葉に良い思い出なんて普通ないか。






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