運命の誘惑
第14章 クラスメート→友達
普通。
相手に気持ちを伝えた後、上手く行ったわけでもない場合多少の気まずさはあると思う。
特に私と岡田なんて席、真横だし。
だけど岡田はずっと普段と変わらない調子で。
しかも何故か、あの日の数学以来何かと理由つけて席はくっつけたままで。
最初の頃は掃除終えると当然のように離されてた席も
「誰だよー離したの!KYな奴だなぁ~」
「離れていいんだってばっ!!」
一番誰よりもKYな男が騒ぎ立てた結果。
今じゃ、ごく当たり前のようにどんだけ席が動いても元通りにされて、掃除終わりは席はくっつけられたままになってしまったり。
毎朝必ず“おはよう”のメールが飛んで来たり。
校門で待ち伏せされたり。
帰ってもメールが飛んで来たり。
ガツガツ私の世界に入り込んで来る岡田はこの数日で
「なぁ、汐生どこ行ったか寺島知らね?」
「汐生に伝言頼んでいいかなぁ~」
私=岡田
そういう印象を周りに与えてしまったようです。
相手に気持ちを伝えた後、上手く行ったわけでもない場合多少の気まずさはあると思う。
特に私と岡田なんて席、真横だし。
だけど岡田はずっと普段と変わらない調子で。
しかも何故か、あの日の数学以来何かと理由つけて席はくっつけたままで。
最初の頃は掃除終えると当然のように離されてた席も
「誰だよー離したの!KYな奴だなぁ~」
「離れていいんだってばっ!!」
一番誰よりもKYな男が騒ぎ立てた結果。
今じゃ、ごく当たり前のようにどんだけ席が動いても元通りにされて、掃除終わりは席はくっつけられたままになってしまったり。
毎朝必ず“おはよう”のメールが飛んで来たり。
校門で待ち伏せされたり。
帰ってもメールが飛んで来たり。
ガツガツ私の世界に入り込んで来る岡田はこの数日で
「なぁ、汐生どこ行ったか寺島知らね?」
「汐生に伝言頼んでいいかなぁ~」
私=岡田
そういう印象を周りに与えてしまったようです。