運命の誘惑
第14章 クラスメート→友達
チャイムが鳴って教室に戻った後は、今や恒例っぽくなってる元ちゃんと好美の
「どうだったぁ~?」
ニヤニヤ質問攻撃。
「どうもこうも。何もないし」
という私に対して岡田は
「もう、マジでラブラブ!!」
「「マジで!?」」
「んなわけあるかーいっ!!!」
適当な嘘をつくから話がややこしくなってしまったり。
数学の時間に書いた2人の落書きを岡田がわざわざ油性ペンで。
しかもピンクで“嫌い”を“好き”に書き直してたのをこれまた元ちゃんに見られて意味深なニヤニヤ顔されたり。
数学が終わってもずっと席をくっつけたまま岡田は離れなかったり。
色々本気で面倒臭かった。
‥けど。
その日は授業受けながらも、全く先生の声は耳に届かなくて。
私の頭の中はずっと岡田との屋上での会話がリピートされてた。
「どうだったぁ~?」
ニヤニヤ質問攻撃。
「どうもこうも。何もないし」
という私に対して岡田は
「もう、マジでラブラブ!!」
「「マジで!?」」
「んなわけあるかーいっ!!!」
適当な嘘をつくから話がややこしくなってしまったり。
数学の時間に書いた2人の落書きを岡田がわざわざ油性ペンで。
しかもピンクで“嫌い”を“好き”に書き直してたのをこれまた元ちゃんに見られて意味深なニヤニヤ顔されたり。
数学が終わってもずっと席をくっつけたまま岡田は離れなかったり。
色々本気で面倒臭かった。
‥けど。
その日は授業受けながらも、全く先生の声は耳に届かなくて。
私の頭の中はずっと岡田との屋上での会話がリピートされてた。