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運命の誘惑

第14章 クラスメート→友達

お昼を食べ終わると、元ちゃんと岡田は屋上なのにも関わらずいつ持って来たのか、バドミントンをするのが日課。



「屋上でやると風強いから意味なくない?」


「バカじゃね?それが楽しんじゃん!!」


「‥‥‥イラッ。」




突然の突風や向かい風でどこ行く羽をキャッキャと少年のように騒ぎながら屋上バドミントンを楽しむ2人を呆れ眼で眺めるのが私と好美の日課。




「元ちゃんも汐生も本気でバカだね」


「そだね。うん。バカ。」




なんて言いつつも、結構2人のはしゃぎっぷりを見てるのが楽しくて見てる私の顔も自然と綻んでしまう。




「汐生、いいヤツだよねー」



「な、何?突然。」




隣りから膝を両手で抱えて体育座りして私のの顔を覗き込むように
ニッコリ笑顔で見る好美。





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