運命の誘惑
第17章 微動 *汐生side*
「状況って…。
愛結が酔っぱらってますけど?」
寺島をおんぶしたまましれっとした顔で答える元。
いやいやいや。
そうじゃないでしょーが!?
“何言ってんの?”的な顔してんじゃねーよ。
「寺島が大変なんじゃねーの!?」
「うん。呑めない癖に相当ハイペースで呑んだから酔っぱらってんの。
だから大変♪」
そう言って元はニカッと笑う。
‥‥‥。
はぁぁあああ!!?
身の危険とかそんなんじゃなくて!?
寺島に何かあったとかじゃなくて!?
酔っ払い!!?
「お前なぁ‥‥・」
元に対しての呆れと寺島に何もなかった安堵感から全身の力が抜けその場に頭を抱えてしゃがみ込んだ。
愛結が酔っぱらってますけど?」
寺島をおんぶしたまましれっとした顔で答える元。
いやいやいや。
そうじゃないでしょーが!?
“何言ってんの?”的な顔してんじゃねーよ。
「寺島が大変なんじゃねーの!?」
「うん。呑めない癖に相当ハイペースで呑んだから酔っぱらってんの。
だから大変♪」
そう言って元はニカッと笑う。
‥‥‥。
はぁぁあああ!!?
身の危険とかそんなんじゃなくて!?
寺島に何かあったとかじゃなくて!?
酔っ払い!!?
「お前なぁ‥‥・」
元に対しての呆れと寺島に何もなかった安堵感から全身の力が抜けその場に頭を抱えてしゃがみ込んだ。