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運命の誘惑

第18章 彼女の闇

――――――・・・・






「ハァ~‥・‥」






帰宅途中にある公園に立ち寄って。



もうこの歳になると遊ぶ事もなくなった滑り台のてっぺんまで登って空を眺める。



寺島をおんぶして寺島の家まで向かう時は空は星が輝いて見えてた夜空。


だけど今は雲が多く、せっかく綺麗に輝く月もその背後に見え隠れして月全ての姿を綺麗に照らせていない。




そんな空を眺めながらさっきまで聞いてた従姉のお姉さんの話を思い出す。




寺島の心の闇



寺島が抱えて来た心の痛み




それを思うと胸が張り裂けるように痛む。





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