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運命の誘惑

第18章 彼女の闇

滑り台で滑り下りるわけじゃなく夜空を見ながら寝そべる。


何か。


子供の頃、この狭さが妙に落ち着いてこのまま良く寝てしまった事があったなぁ‥・。


なんて懐かしい思い出をふと思い出してフフッと笑みが零れる。




目線の先にある夜空は愛合らずパッとしない。

せっかくの半月も雲で見え隠れ。


そんな夜空を見ながら頭の中でひたすら考える。寺島の事。





‥俺は闇に苦しむ寺島のために何をしてやれるだろうか‥‥・。




3年間。


毎日のように、

曇りや晴れ関係なく涙を流してた寺島の苦痛を俺はどうしたら和らげてやれるだろうか。

苦痛を‥・・払拭してやれるだろうか‥。






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