運命の誘惑
第21章 歪愛 *汐生side*
「な、何よ!私忠告したでしょ?!
何するか分からないって!!」
「…‥で?」
「は?‥‥‥っっ!!」
鋭い視線を俺に向けてギャーギャー騒ぐ奈菜の胸倉をグッと掴んで
「俺も言ったよね?
寺島に何かしたら女でも容赦しねぇって」
「うっ‥!」
胸倉と掴む腕の力を徐々に強める。
「何で寺島なわけ?
あいつとお前、何の関係があんの?」
奈菜は苦しいのかさっきまで余裕満々の表情から一転して少しだけ顔を歪ませる。
「あ、あいつが悪いんじゃん!
自分が彼氏殺した癖に他の男とチャラチャラしちゃってさ!!
そんなの恭先輩が可哀想じゃん‥っ」
「は?」
「あの女が全て悪い!!!」
奈菜の声に驚いてか辺りの鳥達は一斉にバサバサッと飛び立つ。
何するか分からないって!!」
「…‥で?」
「は?‥‥‥っっ!!」
鋭い視線を俺に向けてギャーギャー騒ぐ奈菜の胸倉をグッと掴んで
「俺も言ったよね?
寺島に何かしたら女でも容赦しねぇって」
「うっ‥!」
胸倉と掴む腕の力を徐々に強める。
「何で寺島なわけ?
あいつとお前、何の関係があんの?」
奈菜は苦しいのかさっきまで余裕満々の表情から一転して少しだけ顔を歪ませる。
「あ、あいつが悪いんじゃん!
自分が彼氏殺した癖に他の男とチャラチャラしちゃってさ!!
そんなの恭先輩が可哀想じゃん‥っ」
「は?」
「あの女が全て悪い!!!」
奈菜の声に驚いてか辺りの鳥達は一斉にバサバサッと飛び立つ。