テキストサイズ

運命の誘惑

第4章 転入生

…ここに恭がいる理由が留守電に‥?



え‥何?

そんな理由話してたっけ?



私は留守電の内容を思い出す。





―――――あ!!





「“今から起こしに行く”ってやつの事!?」



思わず興奮気味に大声で話すと、恭は満足そうに




「ピンポーン♪大正解♪」




ニッコリ笑顔で私の髪をワシャワシャと両手で掻き混ぜる。




「ちょちょちょ、ちょっと!恭!!」




恭の髪ワシャワシャ攻撃から免れるように恭から1歩身体を離す。




――けど。




直様、腕を引っ張られて元の位置…より遥かに近い恭の腕の中へと包まれた。









ストーリーメニュー

TOPTOPへ