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運命の誘惑

第28章 写真とデートと

それでも岡田はそのピンクと黄緑のゼブラ柄写真立を手に取って眺めてて。



「気に入ったならあげようか?」



“要らないしっ!”て言われる事前提でニヤッと笑って言ったのに、岡田からの返答は



「うん」



だったから思わず




「はっ!?」




目が点になった私。


岡田は私を見て苦笑しながら


「くれるんじゃなかったのかよ」


クスクス笑う。



「いや、まさか本当に欲しがるとは思ってなくて」



ハハハっと私も苦笑。



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