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運命の誘惑

第4章 転入生

「何であんたに言われなきゃなんないの?
あんたに関係ないじゃん!」



全くの今日転校してきたばっかの初対面の男に言われる筋合いない!!



「まぁ、関係ないけど」


「だったらほっといてよ!」



相変わらず小馬鹿にしたような声色で話す転校生に苛立ちつつ、屋上を出ようと屋上のドアノブを持った時




「いつまでそうやって悲劇のヒロインぶってくつもり?」




背後から投げられた言葉に思考も行動もフリーズ。





――――は?





悲劇の…ヒロイン‥?






頭来た。



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