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運命の誘惑

第28章 写真とデートと

ルンルン気分で


「ただいまぁー♪」



玄関を開けたらカレーの匂いと共にお姉ちゃんの


「お帰りー♪愛結ー!」


元気な声。



「あれー?珍しいねー今日早いの?」



靴を脱ぎながらカレーの匂いに釣られるように鼻をヒクヒクさせながらキッチンへ移動。

お姉ちゃんはまるで毒りんご作ってる魔女の如くお玉でカレーをグツグツ煮込んでて




「お姉ちゃん‥それ‥何人分?」




2人暮らしに似合わないカレーの量に思わず絶句。


「何か大量に作りたくなっちゃってー」


って、エヘッ♪ってお姉ちゃんは笑うけど‥‥



「これ、相当な量だよ?」



何だろう‥‥


余りの量に玄関入った時の空腹感は既に半分満たされてる感があるのは気のせいだろうか‥・。



げふっ。




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