テキストサイズ

運命の誘惑

第29章 真実

目の前に立つ恭のお母さんは3年前より少し痩せてるように見えて‥・

でも雰囲気はあの時のまま少し恭に似た雰囲気は健在で。


雰囲気・声は3年前と変わらなくて。


‥だからこそ余計手足が震えるほどのバクバク動悸が起こる。



目を恭のお母さんから反らしたいのに何故か反らす事が出来ない‥‥・



そんな私の目の前で岡田と恭のお母さんはまるで“親子”のような会話を繰り広げる。



「何やってんの?帰るわよ?」


「‥うん、すぐ帰るから先帰ってて?」


「なぁに~?デートぉぉお?」





ニヤニヤした顔を私に向けそうになった瞬間、





「母さん!!!」





今度ははっきり聞き取れる言葉で岡田が“まさか‥”と思ってた言葉で恭のお母さんの行動を停止させた。





ストーリーメニュー

TOPTOPへ