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運命の誘惑

第29章 真実

岡田の足音が全く聞こえなくなった事を確認して自分の部屋に戻りベッドの上へ仰向けに寝転がる。


カーテンの隙間から零れる月光を顔に浴びながらついさっき自分に起こった出来事を思い出す。




久々に見かけた恭のお母さん。

そのお母さんを“母さん”と呼ぶ岡田。

そして


恭と兄弟だと言った岡田。





ワケが分からない‥‥‥。





分かる事はただ1つ。






私は恭の弟を好きになってた。






という事だけ…。











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