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運命の誘惑

第30章 闇×真実=・・   *汐生side*

――――――中学1年の頃。



放課後の部活中。


サッカー部だった俺は何やら他校との合同練習でごった返してる陸上部を横目で見ながら部活に励んでた。


球技が全般得意だった俺は陸上部の楽しさが全く見出せずただただ走ってるヤツらを尊敬してた。


でも、同じように陸上部の連れにも1度言われた事がある。



「ただボール蹴ってるだけなのに楽しそうだもんなぁ‥」


って。


だからお互いがお互いなんだなと思った。



チラチラと陸上部の奴等の部活動を見ながらサッカーやってた時、









―――――――うわっ‥‥










俺の時間は止まった。








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