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運命の誘惑

第30章 闇×真実=・・   *汐生side*

「はい!出来上がり♪」


「あ‥ありがとう‥・」



「どういたしまして♪じゃぁ頑張ってね!」




軽く手を振ってニカリと彼女は笑って部活へ戻って行った。




‥俺はその彼女の笑顔を見た瞬間。




ドクンドクンドクンドクン――――‥‥・・




心臓が一気に加速し激しく鳴る。




‥・ずっと走ってたから?



いや、違う。そんなドキドキじゃない。


走ったとかそういう心臓の音じゃない。





このドキドキは






「あ‥っ、ありがとう!!」




















――――彼女に恋をした。







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