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運命の誘惑

第30章 闇×真実=・・   *汐生side*

思わず左右前後に身体を捻る。



当然周りには誰も居なくて俺1人。





――――――まさか‥‥‥・






「お‥俺‥・?」




自分を指差ながら何緊張してんだか声が上擦り奇声が出る。


自分でも聞いた事がないような声。

あまりの奇声さに恥ずかしくて一気に全身がかぁーっと熱くなる。





「靴紐解けたまま走ってると危ないよ?」





そう言いながら彼女は俺の足元にしゃがんで俺の靴紐を結び直す。

そんな事を女子からされた事がない俺は照れ臭くて仕方がない。

彼女を上から見下ろす形で靴紐を結んでくれてる彼女を見ながら密かに観察。




○■中学‥‥‥?




あれ?ここって確か‥‥‥







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