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運命の誘惑

第30章 闇×真実=・・   *汐生side*

この間の電話で結局恭に押し切られてしまったから≪陸上の精≫について全く何も聞けなかった俺。


だから今日一緒に応援に来たのは恭の彼女とかじゃなくて、陸上の彼女を聞き出す目的が1番!!



「なぁ、彼女どんな子ぉ?」


「一言で言えば可愛い子♪」


「言ってろ。」


「いや、マジで。性格も真っ直ぐなすげーいい子。」


「ふ~ん?」



彼女をベタ褒めする恭を始めてみた俺は何か意外な目で見てしまった。


今まで何度か恭の彼女の話を聞いた事があるけどそんなに褒めたとこ聞いた事がない。


いつも




「うーん。まぁ、女の子だよ?」


[バカか。当たり前だろうが」



そんな会話で即終了してたのに。





ちょっとだけ彼女への興味度数がアップした瞬間。








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