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運命の誘惑

第30章 闇×真実=・・   *汐生side*

彼女は周りの選手を突き放すくらいのダントツトップでゴール。



「っしゃ――ッッ!!!」



恭は俺の隣りですっげー嬉しそうにはしゃぐ。



「汐生!!見た?!今ゴールした子!
あれが俺の彼女なんだよ!」



バンバン俺の背中を叩きながら大興奮の恭。


俺はそんな恭と全く真逆。


一気に目の前は真っ暗な闇に覆われた気分。




「あのポニーテールの子‥・恭の彼女?」




俺が思う人ともしかしたら違ってるかも?!

なんていう99.999%以下の確立に駆けながら恭に聞いてみたけど




「そうだよ!後で汐生にちゃんと紹介したいと思ってる!」




限りなく薄い確率は微塵に消え、

俺が恭に聞きたかった彼女の情報全て全く嬉しくない形で入手出来た。






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