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運命の誘惑

第30章 闇×真実=・・   *汐生side*

「愛結って誰?」



って恭に聞いても恭はグランド中央を興奮気味に見て俺の声なんて全く聞こえてない様子。




まさか“愛結”って恭の‥‥?!





恭の視線を追うように俺もグランド中央へ視線を向ける。



と、







「―――――え‥‥」





思わず声が漏れて目は完全に見開く。




「汐生!すげくね?!綺麗くね?!愛結の走り!!!」




恭と俺の視線の先にある光景は




俺がずっと逢いたかった人。

恭の彼女。




が、あの綺麗なフォームで走り抜けてるシーンだった。









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