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運命の誘惑

第31章 闇×真実=・・   *汐生side* ②

そんな自分に気付いた俺は彼女への想いを一刻も早く消し去りたくて俺は色んな人と付き合い始めた。



告って来た人。

連れの紹介。




恋を忘れるには次の恋。


なんて言葉をクラスの女子が言ってたのを聞いて「よしっ!!」なんて思ったのがきっかけ。




だけど。

安易な気持ち。

軽率な気持ちは結局なにも実るわけがない。




数人の女性と付き合ったけど、彼女達の笑顔とどうしても比べてしまう自分が居て。



全く比べる気はさらさら無い。

比べようなんて気もなけりゃ、比べちゃいけない。

彼女を忘れるために付き合う事を決めたんだから比べてる場合じゃない。




分かってるのに比べてしまって、結局長くは続かなかった。




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