運命の誘惑
第32章 闇×真実=・・ *汐生side* ③
それは少し不気味な夜空が広がる日の事。
暗黒という単語が相応しいくらい真っ暗な真っ暗な空に小さな満月が1つ黄色い光を放ち。
その満月を目指して、まるで夜空を舞う龍のような形をした雲が満月を丸飲みし、
地球上全てを照らす月を我が物顔で“自分の眼”に変えてしまった雲。
その雲が何とも不気味で、妙に恐怖感を与えるようなそんな雲で思わず見上げて鳥肌が立ったのを今でも鮮明に覚えてる。
あんな雲は今まで1度も見た事がない。
何か嫌な空だな‥‥。
なんて思いつつ部活終わり、自宅へ帰る帰り道
ブブー・ブブーブブー‥‥
制服のズボンポケットの中で携帯が震えた。
暗黒という単語が相応しいくらい真っ暗な真っ暗な空に小さな満月が1つ黄色い光を放ち。
その満月を目指して、まるで夜空を舞う龍のような形をした雲が満月を丸飲みし、
地球上全てを照らす月を我が物顔で“自分の眼”に変えてしまった雲。
その雲が何とも不気味で、妙に恐怖感を与えるようなそんな雲で思わず見上げて鳥肌が立ったのを今でも鮮明に覚えてる。
あんな雲は今まで1度も見た事がない。
何か嫌な空だな‥‥。
なんて思いつつ部活終わり、自宅へ帰る帰り道
ブブー・ブブーブブー‥‥
制服のズボンポケットの中で携帯が震えた。