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運命の誘惑

第32章 闇×真実=・・   *汐生side* ③

何も思わず携帯を手にして画面を見ると



【着信 まーちゃん】



それは母さんからだった。

携帯に登録する時「母さんなんて嫌よ!まーちゃんにして♪」て言うから母さんの登録名は、まーちゃん。


母さんから電話なんて珍しい‥‥。



――――――トクン‥




何故だか分からないけど妙に心臓ら辺がザワザワと騒ぎ立てる。


俺はゴクリと生唾を飲み




「もしもし‥・?」




電話向こうの様子を伺うような感じで電話に出た。










『汐生っっっ!!!!!
恭が!!恭が‥!!!恭が‥‥!!!!』











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