運命の誘惑
第32章 闇×真実=・・ *汐生side* ③
最初は無反応だった母さんも、
毎日毎日ただただ笑顔で、ただただ1日の出来事を喋り続ける俺の話に段々と耳を傾けてくれるようになって
恭が逝なくなって2年が過ぎた頃。
「今日も俺試合で得点王なったんだ!!」
「‥‥‥‥・そう。」
今まで無言で聞いてんのか聞いてないのかさっぱり分からない無反応だった母さんが初めて一言だけど返事を返してくれた。
それだけで大きな進歩!!
この時、俺は相当嬉しくていつもの3倍以上ペラペラペラペラ喋りまくったのを覚えてる。
それからというもの。
「母さん今日さ俺‥・」
「そう‥‥・」
普通に返事だけは返してくれるようになった。
‥‥あと少し‥‥・。
―――そう思ったある日の事。
「‥‥‥・‥え?」
毎日毎日ただただ笑顔で、ただただ1日の出来事を喋り続ける俺の話に段々と耳を傾けてくれるようになって
恭が逝なくなって2年が過ぎた頃。
「今日も俺試合で得点王なったんだ!!」
「‥‥‥‥・そう。」
今まで無言で聞いてんのか聞いてないのかさっぱり分からない無反応だった母さんが初めて一言だけど返事を返してくれた。
それだけで大きな進歩!!
この時、俺は相当嬉しくていつもの3倍以上ペラペラペラペラ喋りまくったのを覚えてる。
それからというもの。
「母さん今日さ俺‥・」
「そう‥‥・」
普通に返事だけは返してくれるようになった。
‥‥あと少し‥‥・。
―――そう思ったある日の事。
「‥‥‥・‥え?」