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運命の誘惑

第2章 中学3年 秋

次の日。



ごく普通に起きて、ごく普通に携帯の電源を入れると伝言が1件。




【愛結!今どこ居んだよ!!

俺が悪かったって。愛結の事怒らせる気なんてなかったんだ。

ごめん。

愛結。俺、マジでお前の事‥‥・


キキィ――ッ!!!!‥
‥プー・プー・プー‥・・】





‥‥・え?




な、何?今の音‥・?。




私は気になって恭の携帯を鳴らす。


だけど




『只今電話に出る事が出来ません‥‥』




留守電のガイダンスが虚しく鳴り響くだけ。



何度繰り返しても結果は同じ。



もう1度、恭からの留守電を聞く。




何度聞いても、最後受話口から聴こえてくる車のぶつかるような音。





‥何か‥気になる‥‥。。






恭の家に直接電話してみようかな‥








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