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運命の誘惑

第33章 過去と真実と心と現実(いま)と・・・・

――まさか‥




恭と岡田がそんな約束を交わしてたなんて全く知らなかったし思わなかった‥・。



最期の最期まで恭は私の事を‥・・



岡田はずっと前から‥‥




中学1年生の時から私の事を‥・




――岡田の話を聞いてて思い出した。




中1の頃、陸上練習で他中へ行った時、

右足蛍光ピンク・左足蛍光グリーンの派手なスパイク履いた男子がひたすら何周もグランドを走ってて。

私の同級生はその人を見て



「カッコいい~~♪♪」




なんて騒いでたっけ。


部活終了間際、馴らし程度にラスト、グランドを走ってたら目の前の蛍光紐男の靴紐が解けてて。



「あの~‥・」



声を掛けた。





・‥まさかあの時の蛍光紐男が岡田だったなんて‥‥。








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