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運命の誘惑

第34章 初めての・・・・

岡田はくるっと私の方に振り返って



「それが、“惚れた者負け”てヤツっしょ?」



そう言って白い歯を見せてニッと笑った。



‥どうして‥・‥



どうして岡田はいつも私が何も言わなくても私の思う事が分かるんだろう‥




「エスパーなん?」


「は?何意味分かんない事言ってんの?」



岡田は怪訝な表情浮かべながら、画面操作して何やら色々選択してる。



でも。



岡田の言葉でスッカリ泣き顔の事なんかどうでも良くなって、




「ほら!撮るよ♪」


「うんッ!!」




“はい、チーズ”








パシャッ!






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