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運命の誘惑

第34章 初めての・・・・

――――よしっ!



私は“ある1つ”の事を心に決めて。

その気合入れに、




「イデっっっ!!!!


ちょ‥怪力過ぎん?!!!」



「か弱い女に向かって怪力って失礼過ぎん?」



「は!どこが!!」




岡田の手を思いっきり力いっぱい握り潰す勢いで握った。


頬を夕陽でほんのりオレンジ色に染めながら
“手がマジで潰れるかと思ったし!!”とブツブツ言ってる岡田を横目でチラリ。


そんな岡田と対極で何だか清々しい気分で、心が凄く夕陽と同じように心の中がほっこり優し気持ちになった。




「好きだよ。岡田」


「へっ!??!?」





‥岡田、ありがとう‥‥‥







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