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運命の誘惑

第36章 勇気の一歩

*愛結side*



帰り道。



すっかり空は綺麗な青から朱というか金というか‥‥


何とも言えない暖かい綺麗な色の空。



って見えるのは私の心が今空と同じくらい温かいからなのかな。




そんな空を歩く方向に見つめつつ岡田と手を繋いで帰る。





「残念だったな~」



「だからもういいってばー」



「あと一歩だったのにな、1位まで」




ちぇっ!と私の数倍残念そうに岡田は小石を軽く蹴る。


相当悔しいのかさっきからずっとこの繰り返し。










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