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運命の誘惑

第36章 勇気の一歩

「完走出来た事がとにかく嬉しいからそれだけで大満足だよ!」



岡田に向けてニコッと笑うと、岡田も私の髪をワシャワシャとして



「そっか!」



ニコリと笑った。




「でも、走ってる途中マジで大丈夫だった?」



岡田は一気に心配そうな顔に変化。


私の顔を心配そうな表情で覗き込む。




怒ったり喜んだり心配したり…



コロコロ瞬時に変わる岡田の表情に思わず「プッ」と吹き出す。






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