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運命の誘惑

第36章 勇気の一歩

中学時代に陸上してた時の気持ち。

あの頃もただ走る事が気持ち良くて仕方がなかった。


その頃と同じ気持ちで走る事が出来た私は今まで恐れてた恭との

“あの日の思い出”

が脳裏に浮かぶ事も動悸が起こることも一切無く、

ただただ気持ち良く走れた。



何も想い出す事もなくただ気持ち良く‥‥・




それって私からしたら凄い凄い1歩で。

500メートルちゃんと完走出来たって事が凄い1歩で。



だから




「結果なんて関係ないよ」




全く関係ないんだ。



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