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運命の誘惑

第36章 勇気の一歩

「ありがとう…・」



言い方はどうであれ、岡田の気持ちが凄く嬉しくて岡田の気持ちで心の中が温かくなる。



岡田はいつもそう。

いつも私の事を申し訳ないくらい見て考えてくれて‥。




“俺も一緒に走るから”


“俺ちゃんと見てるから”




だから、走ってる時は全然大丈夫だった。

岡田が一緒に走ってくれたから…。

岡田がゴールで待っててくれたから…。




だからね?




「走ってる時、全然大丈夫だったよ?」



全然怖くなかった。

楽しく本当に走れたんだ。




それもこれも全てはいつも支えてくれて心配してくれて‥

いつも傍で見守ってくれた元ちゃんや好美





「岡田のお陰だよ。ありがとう」




小さくペコリと頭を下げた。















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