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≪愛結、泣かなくていいんだよ≫



聴こえてくる声は紛れもなく恭の声で。

岡田の声でもなく‥恭本人の声。



あれだけずっともう1度聴きたいと願った声がまた聴けた事が嬉しくて涙が溢れ出す。




「恭、ごめん…

あの日の事も、ここに来る事が遅くなったことも‥全部全部ごめんなさい」



恭の傍に居てあげれなくて‥

恭の前から走り去って‥




≪違うよ？愛結≫





‥‥・え？





≪愛結は何１つ悪くないんだよ？≫